「NHK World『Side by Side』」放送

ミャンマ-の貧しい地域で、学校建設に奔走する当会ヤンゴン事務所の平野所長の活躍がご覧いただけます。

「NHK World『Side by Side』」で、当会のミャンマーでの活動をご紹介いただきました。

チャンネル:NHK World
番組名  :Side by Side
テーマ  :村の学校は自分たちで作り、自分たちで運営する
放送日時 :2020年4月8日
      10:30-11:00/16:30-17:00/19:30-20:00
      2020年4月9日
      4:30-5:00

海外向け番組のため日本での放送はございません。

クリックすると、活動の動画をご覧いただけます(NHK WORLD-JAPANページへリンクします)。

NHK World『Side by Side』での紹介ページはこちらをご覧ください。

ミャンマ-に13校の学校を建設しました

 今年度(2017年6月~2018年5月)はミャンマ-・イラワジ管区(州)で、7つのタウンシップ(郡区)に13校の学校を建設しました。これでトータルでは71校となりました。

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落成した学校

落成式を待つ村人たち
落成式を待つ村人たち

生徒たちのお祝いの踊り
生徒たちのお祝いの踊り

記念写真180903
記念写真(中央は当会平野所長)

●新校舎ぞくぞく落成

乾季のガピョードー校
乾季のガピョードー校

雨季のガピョードー校
雨季のガピョードー校

ミャンマ-・イラワジ管区では雨季になると地域の約半分は水に浸かります。左の写真はガピョードーの雨季と乾季の学校の様子です。乾季は歩いて登校しますが、雨季は船で通います。この校舎が新たにまれ変わりました。ガピョードー校は小学校までの学校で生徒数56名です。

ガピョードー新校舎
ガピョードー新校舎

●ミャンマーで学校建設②

学校建設のための務あr人達による委員会
学校建設のための務あr人達による委員会

村総出の基礎作りのための労働奉仕
村総出の基礎作りのための労働奉仕

さて、学校を建てる際は、建てる村の住民達と充分に話し合います。話し合いを進めた後に、まず学校建設委員会を作ります。そして建築費の4分の1をその村で集めてもらうのです。集める金額は学校の規模にもよりますが約150万円ほどです(学校一校の総建築費は600万円前後)。一口に150万円と言いますが、ミャンマーの農村で150万円を集めるのは容易なことではありません。ですからたくさんの村が、教育事務所を通して学校建設のプジョジェクトにエントリーしますが、多くは途中であきらめてしまいます。「じゃあ、お金持ちの村だけに学校が建つの?」実はそうではありません。村では自ら何回も会合が開かれ、次代を担う子供達への教育の必要性や大人として親としての自分達の責任などの意識が高まった村がやり遂げることができるのです。

さらにこの頭金ともいえるお金は一旦はこちらで預かりますが、学校が建った後に運営が継続できるための事業に使われるのです。その事業とは学校農園、養豚、小規模発電、もみ殻発電などです。今年は橋を架けてその通行料を徴収して運営費とするところもあります。言い忘れましたがそのような村では、建設のためのレンガ造りや基礎工事への労働奉仕なども住民たちが進んで力を尽くしてくれます。

●ミャンマーで学校建設①

老朽校舎

昨年からミャンマー西部のイラワジ管区で学校建設事業を行っています。すでに10校が建ち上がりました。

さて、学校は建てても、数年すると学校の体をなしていないことがあります。その理由は途上国では先生の給料が国からきちんと確保されないからです。田舎の学校では特にその傾向があります。

先生の居ない学校なんてどんなに建物が立派でも、全く意味がありませんよね。では、何で先生の給料が確保できないのでしょうか?ミャンマーには基本的に所得税も消費税もありません(車などには大変な税金がかかり、購入価格が倍ほどになりす)。つまり国として基本的な収入が乏しいので教育や福祉に使う財源がないのです。なので前述のようにせっかくできた学校もそのうち充分に利用されなくなってしまします。

私たちはそうならないように、村ぐるみで先生の給料も含め、学校の運営費が出せるような方法を考えました。

つづく

建設途中の鉄骨
建設途中の鉄骨

●変貌するヤンゴン

ヤンゴン
写真①

皆さんは①の写真を見てここがどこかお分かりでしょうか?私はミャンマーに来てもうじき1年が経過しますが、昨日初めて「Junction Square(ジャンクション・スクエアー)」というシriョッピングモールを訪れました。立体駐車場に車を止め、そのまま2階の喫茶フロアに入りますと、一瞬ここは本当にヤンゴンなのかと信じられない思いに駆られました。

中にいる人々は赤毛や茶髪、ネイルアートにミニスカートや腰パンのジーンズをはいて、殆どロンジー(巻きスカート風の民族衣装)を着ている人を見かけません。さすがに日本人には見えませんが、タイ人と言っても分かりません。また、街中なら300チャット(約30円)で食べられるアイスクリームが、店で食べるというだけで1,500チャット(約150円)にもなっています。この店に行くことがヤンゴンの若者達のファッションになっているようです。

昨年11月にも同じような体験をしました。タイの田舎町メーソットにある郊外型大型ショッピングモール「Tesco Lotus(テスコ・ロータス)」に入った時、全く大都会バンコクに居るのではないかという錯覚に陥りました。いたる所で文化破壊が起こり、世界中どこに行っても同じような品揃えと陳列、ファストフード店が立ち並びます。その姿に伝統は消え、多様性を失い、近代化の波に呑み込まれていく人類の行く末に不安を覚えずにはいられません。