●福島から中高生がやって来る

 

●被災地が再生するための人材の育成

当会れんげ国際ボランティア会のある熊本は、公害の原点である水俣の地があります。平穏な町が公害によってあらゆる面で打撃を受け、一旦はコミュニティ崩壊の危機に瀕しました。しかし、心ある人々は公害と正面から向き合い「もやいなおし」を合言葉に、地域再生のためにさまざまな分野において50年の努力を重ねてきました。その水俣市には、今いわき市が直面する問題や課題を解決し、地域を再生していくために参考となる研修施設や人材、スピリッツなど学ぶべきことがたくさんあります。

いわき市の青少年達に、水俣の再生への歴史と今も続く粘り強い活動を学んでもらい、そしてそれらに関わる人々に接することは大変意義深いことであると思います。彼らはこの研修を通じて、必ずや原発によって受けた困難を乗り越える人材に成長してもらえるものと確信します。

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