認定NPO法人れんげ国際ボランティア会
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ARTICでは、2013年から2023年でミャンマーに116校の学校を建設しました。ただ学校を建てるのではなく、ミャンマーの人々が自立・自助できるよう、人を育てることを目標としています。Milestone Movement in Myanmar (=MMM)は普通の開発プロジェクトとは異なり、3つのプロセスにより、人々の自立を促しました。
一人ひとりが自分達の村や子供たちの将来に対して責任を持ち、皆が団結することを目指して村人は建設費の25%を出し合い新校舎を建設します。
コンヤ(噛みタバコ)やお酒などの嗜好品費を教育に使うことで彼らの意識も変わっていきます。村人はお金を集めきった達成感と学校建設を成し遂げた2つの成功体験を共有します。
2年目は、学校が更に発展し持続していくことを目的に村人が集めた建設費の25%を返還し開発プロジェクトを実施し、次の事業を行うための資金を確保します。
開発プロジェクトで得た収入に加え、一年目の学校建設時と同様に村人からも寄付を募り自立事業を実施します。
これらをきちんと守って実施した村は3年目以降自走できるようになります。
学校建設と並行して、教育の質の向上こそがミャンマーの貧困の連鎖を断ち切る鍵であると考え、教員研修プログラム(Human Resource Development Program = HRDP)をイラワジ管区に設立しました。
単に知識を教えるだけでなく、教師として「使命感」と「責任感」を持ち、モラルや社会の基礎を教えられる人材の育成を目指しました。
イラワジ管区モウービン県パンタノウに人材育成センターを設立。
これまでミャンマーになかった参加型のワークショップ形式を取り入れ、SMART Goal、Problem Solving、Action Planなど、実践的なテーマで研修を実施。
教員が「教師」としての責任感を持ち、自ら考え行動できる若い教員を育成。
優秀な研修参加者を日本へ派遣し、日本の学校制度や社会の仕組みを視察してもらい、教育以前の問題である社会モラルや規則順守の重要性を学習。
累計で1,000人以上の教員が研修を修了しました(2023年時点)。
研修で感銘を受けた教員たちが地元に戻り、地域レベルの自主研修を組織するなど、HRDPファミリーが自発的に広がり、農村部の教育の質の充実に貢献しました。
※ミャンマー事業は2023年12月をもって支援を終了いたしましたが、これまでの成果は現地に根付き、継続されています。