ミャンマー

ミャンマーでの活動内容

ミャンマーでの事業は2023年12月を持ちまして終了いたしました。累計で116校の校舎の新築贈呈と1000人以上の教師研修に寄与いたしました。これまでご支援を頂いた皆様に厚く御礼申しげます。

以下は、事業当時の情報です。

Milestone Movement in Myanmar

ARTICでは、ミャンマーの人々が自立・自助できるよう、学校を建てるだけでなく、人を育てることを目標としています。

Milestone Movement in Myanmar (=MMM)は普通の開発のプロジェクトとは異なり、3つのプロセスにより、人々の自立を促します。

①学校建設プロジェクト

村人たちは学校建設費の1/4を負担し、学校建設プロジェクトに参加します。支援依存を避け、村人たちのオーナーシップを高めます。

②開発プロジェクト

学校建設の為に村人が集めた資金を元手に、開発プロジェクトを開始。村人がより良い村をつくるために行うプロジェクトです。

③自立プロジェクト

村人主導のプロジェクトです。収益をあげ、学校校舎建築、道路舗装などをし、村人が支援に頼らなくてもいい基盤を作ります。

MMMの3つのプロセス

1年目は、一人ひとりが自分達の村や子供たちの将来に対して責任を持ち、皆が団結することを目指して村人は建設費の25%を出し合い新校舎を建設します。コンヤ(噛みタバコ)やお酒などの無駄なお金を教育に使うことで彼らの意識も変わっていきます。村人はお金を集めきった達成感と学校建設を成し遂げた2つの成功体験を共有します。
2年目は、学校が更に発展し持続していくことを目的に村人が集めた建設費の25%を返還し開発プロジェクトを実施し、次の事業を行うための資金を確保します。
3年目は、開発プロジェクトで得た収入に加え、一年目の学校建設時と同様に村人からも寄付を募り自立事業を実施します。これらをきちんと守って実施した村は3年目以降自走できるようになります。

教員研修プログラム

教員研修

この事業はこれまでミャンマ-でなかなかできなかった教師達のレベルアップを目指すために始められました。主に意識改革を目指すもので、現地の優れた講師陣と日本から招聘されたワークショップの手法や教育理論を持った講師陣によりアクティブで質の高い研修が隔月で実施されています。ここで研修を受け、感銘を受けた先生達が地元に帰り、自分が学んだことを多くの先生達に伝えています。