チベット難民居留地(インド)開発事業

チベット難民居留置(インド北部)

2020年4月~2021年9月

ヒマーチャルプラデッシュ州 及び ウッタラカンド州

 

 

チベット難民

ヒマーチャルプラデッシュ州は北にヒマラヤをたたえる山間の丘陵地帯で、過酷な環境にあります。

移住から60年が過ぎ、家屋や地域設備は老朽化し、普段の生活に支障が出ています。

生活用水

日本では「湯水のごとく」という言葉がありますが、インドでは安全で安心な飲み水や生活用水を得ることは易しい事ではありません。特に山間部でもあり、チベット難民にとっては水の確保は最優先課題です。

環境衛生

水にアクセスできるだけでなく、下水道管設備やトイレ、道路側溝の建設がこの地域では著しく不足・劣化しています。

『安全な水をすべての人に』

ARTICでは、現地NGOのCUREと協働し、生活用水の確保と供給のための上下水道施設、及び公衆トイレを中心に改築や新築を行い、老朽化した設備を整備しています。

貯水タンク(100トン)2基、(5トン)6基の設置
デラドゥン県、カングラ県、チャンバ県
水道管6KMの敷設
スルマウル県、カングラ県、マンディ県
排水路の設置&道路側溝の建設
ソラン県、チャンバ県
公衆トイレの新設および改修
スルマウル県

生きるための水、生活するための水を人々に