認定NPO法人
れんげ国際ボランティア会

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スラム・難民キャンプにおける教育と緊急生活支援(1998~2020)

課題と目標:都市貧困層と難民の構造的な課題への対応

タイでは、高度経済成長のひずみとして、バンコクのスラムや国境沿いの難民キャンプに構造的な貧困、不衛生な環境、教育格差といった根深い社会問題が存在します。

ARTICは、これらの社会的に最も取り残されがちな人々に対し、「情操的・知的発達」を促す教育支援と、生活基盤の支援を行うことで、人としての尊厳を守り、自立の土台を築くことを目指しました。

主な活動内容と成果

① 移動図書館を通じた継続的な教育支援

タイ最大のスラム(クロントイ・スラム)にて、「移動図書館活動(お話しキャラバン)」を実施しました。

ワゴン車を改造した移動図書館
ワゴン車を改造した移動図書館

・活動内容

ワゴン車を改造した移動図書館を活用し、人形劇や絵本の読み聞かせなどを通して、子どもたちが心から楽しみながら情操教育と社会性を養える活動を実施。

・成果

読書習慣の定着により、子どもたちの想像力や問題解決能力を伸ばし、教育格差の解消に貢献しました。

②緊急事態(コロナ禍など)における衛生・生活支援

既存の貧困地域は、感染症や経済危機といった緊急事態が起きた際に最も脆弱です。
私たちは、現地財団と協働し、構造的な貧困が緊急事態によってさらに深刻化するのを防ぐための支援を行いました。

・対応内容

コロナ禍においては、生活に困窮した人々に衛生用品(マスク、消毒液)や食料品などの支援物資を配布しました。

・環境改善

スラム内の家屋の一斉消毒や感染症予防キャンペーンを実施し、不衛生で密集した環境における健康リスクを軽減しました。

情操教育で未来を拓く

情操教育イメージ

ARTICでは移動図書館による人形劇や読み聞かせで「感動」を届けてきました。子どもたちはこの活動を通して、様々な感情を体験し、書物に触れることで想像力と知識を身につけ、現実の問題を解決する力を育んでいきます。

情操教育と生命の尊厳を守る支援を続けることで、誰一人取り残さない自立への道筋を、私たちはこれからも築いてまいります。

※現時点にて、タイでの活動は終了しております。

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