スリランカの農村部でトイレの新設を行っています。便器から雨ドイを森に突き出しただけのトイレや周りをヤシの葉っぱやビニールで囲っただけものなど、粗末で不衛生なトイレが多く見受けられます。特に子どもたちが使用するものや公共の設備のトイレを作り替えています。
まず、地域の人々を集め、衛生や栄養の講習会を開きます。その中でトイレ建設の重要性を説明し理解してもらいます。また、建築にあたっては、村人たちに穴を掘ってもらったり、砂利や砂、セメントを運んでもらうシュラマダーナ(労働奉仕)を行ってもらいます。これによって建築費をコストダウンできますが、何より自分たちで作ったものなので、長く大切に使ってもらえるのです。