昨年からミャンマー西部のイラワジ管区で学校建設事業を行っています。すでに10校が建ち上がりました。
さて、学校は建てても、数年すると学校の体をなしていないことがあります。その理由は途上国では先生の給料が国からきちんと確保されないからです。田舎の学校では特にその傾向があります。
先生の居ない学校なんてどんなに建物が立派でも、全く意味がありませんよね。では、何で先生の給料が確保できないのでしょうか?ミャンマーには基本的に所得税も消費税もありません(車などには大変な税金がかかり、購入価格が倍ほどになりす)。つまり国として基本的な収入が乏しいので教育や福祉に使う財源がないのです。なので前述のようにせっかくできた学校もそのうち充分に利用されなくなってしまします。
私たちはそうならないように、村ぐるみで先生の給料も含め、学校の運営費が出せるような方法を考えました。
つづく